12月の山が好きだ。
今年も裏山へ杉の薪作りへ。
紅葉がすっかりと終わり、降雪前の静かな針葉樹の森はとても落ち着く。

もう二十数年間12月のこの山へ入り、
恵みを頂き、それを焚き暮らしている。
この杉たちも確実に大きくなっている事もはっきりと分かる。

日当たりが悪い場合、木元は丸く育たず楕円となる。
それらを間伐する。
年輪が78年~80年の杉の木。
大先輩だ。
この場所で80年黙って生きてきた物への偉大さを感じる。
薪ストーブと出会わなければ、木の持つ強さと優しさは分からなかっただろうな。
たかが、杉の薪でも 大切に薪ストーブで焚こうと思う。
そして、暖かく暮らそうと思う。
来週からここは雪となるだろう。
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