暑い日がつづき、ストーブの話しも何だから、煙突の事でも書こうかと思っていたら、
 
雨が、降ってきた、、。 ザーザーッ と、涼しくなったな。(笑)
 
昨日、屋外煙突工事やっておいてよかったな。
 
新築の場合のフラッシング工事は、垂木の組み換え補強の後、屋根材を貼る前に、
 
煙突を立てフラッシングを被せる。
 
降雪地域では落雪式6寸勾配以下の場合には、雪割が必要不可欠になる。
 
それは、流れ落ちる積雪がフラッシングを破損させない為だ。
 
しかしながら、その雪割の位置はとても微妙でその現場毎に違ってくる。
 
何が違うかと言うと、フラッシングからの距離にある。屋根材の寸法を水下側(唐草)から測り、
 
屋根材の寸法値に見合った位置にそれを作り建てる。
 
そうする事により、屋根材を貼る板金屋さん(屋根屋)が楽に仕事が出来る。
 
雪割りは基本、平板材で捲く。そうでないと重い雪は割れない・・。
 
しっかりとした仕事をするには、屋根材の寸法で雪割位置が変わると言う事だ。
 
適当な位置にそれを作ると板金屋さんは困るし、
 
挙句の果てにはコーキングだけに頼った仕事になってしまい、雨漏りも心配だ。
 
きれいな仕事をするには、職人同士が自分の仕事だけでなく、
 
相手の仕事内容も知っておく事が必要だよね。
 
 
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板金屋さんにとっても煙突がある現場は、通常の現場作業よりも時間と労力が掛かる。
 
大工さんからしても気がきでない、、。
 
携わる現場の人たちで協力し合い、より良いものへ  移行する。
 
妥協は一切ありません。
 
 
妥協なし、と言えば、、。
 
先日こんなもの作りました。
 
 
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薪ってどの位まで小さいものが出来るのか? ある程度のプロセスとクォリティーも大切に。
 
アメリカで買ってきたイントレピッドの中古貯金箱用の薪って事で。(笑)
 
 
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焚付け用もあるし、薪は新・広葉樹ミックスだし、ログラックは鍛造品だし、何よりも燃やせるし、、。
 
私なりに妥協なくハイ・クォリティーを目指した結果です。
 
ドールハウスに使えそうだな。
 
図面書きに疲れた時に、斧一本で鉈を使わず割りました。(笑)
 
だから、プロセス踏まえて正真正銘の薪ですよね。