2016年02月

ダンフォース社のオイルランプ。
バーモントキャスティングス40周年限定グッズ。
なかなか良い物だ。
オイルランプを日常生活で使用する事は現代社会では殆どない。
便利さと効率だけを求める暮らしではこのランプの良さは解らない。
だけど、薪ストーブユーザーならばきっと解るだろうな。

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バーモント州の歴史ある高級レストランでは、必ずテーブルに置いてある。
日中でもそれには火が灯り暖かい雰囲気を醸し出す。
オイルランプはホヤを水平にしなければきれいな火にならない。手間がかかるが、
そこがたまらない。

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広大なグリーンマウンテン国立公園の西にあるミドルベリーという小さな町でハンドメイドで造られている。
職人が丹精込めて作り出す様はまさに工芸品。

Pewter is an alloy of tin, copper and antimony and has been prized for centuries for
its beauty and durability. The Danforth family started working in pewter in 1755,
when Thomas danforth Ⅱopend a pewter workshop in Mioddletown in the colony of
Connecticut.In the mid 1700s, thomas and other members of the Danforth family
working in pewter used a lion touchmark to identify their work.


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ミドルベリーのレストランでは1975年型の初期デファイアントが現役で焚かれている。

良いものを長く使い続ける為には少しのお金とメンテナンスが必要となる。
それを継続していくと、利便性だけでは語れないモノがある事に気が付く。
オイルランプも同じようだな。

Danforth handcrafted in Vermont.



今日もよく晴れた。そして今日も煙突掃除メンテナンス。
今年は多いなメンテナンス依頼。
暖かい冬なのでどうやら燻すようだ。今月8件すべて燻しが原因。
例年であればこれほどSOSの依頼はない。ストーブの温度管理が上手く行かないようだ。


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燻してしまうパターンの多くは、含水率の高い未乾燥な薪の使用とその大きさに関係している場合が多い。
だけど今年は各お客さんの薪を拝見すると、どれも上等だ。問題ない。
暖かい冬はいろんな問題が出てくるな。

そういえば、工房内のデファイアントも火が入らなくて済む。こんな2月中旬もない。

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同じようにエルムストーブもここのところ火がはいらない。

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今年は薪が減らない・・・。




今朝は寒かった。午前6時にはマイナス8℃まで下がった。
立春も暦の上だけのことで2月下旬が積雪も最大値となる。しかし、今年は積雪が少ない。
例年の4分の1程度ではなかろうか。とにかく快適に暮らせる。

大雪よりも寒い方が好きだ。大雪には除雪労働がついてまわるし、何かとインフラも不都合が出てくる。雪の量は少ない方が良いと考える雪国人の一人だ。だけど、そんな大雪で飯を食っている人々も雪国には沢山いる。むしろそっちの方が多いかも。気温が低くければ雪は融けない訳なので、寒くなるとなんだか嬉しくもなる。
昔、カナダのバンフへ行ったとき、マイナス27℃を体験した。鼻毛が凍り、顔が攣った。
バンフスプリングスホテルの扉が3重ドアであったことに当時納得させられた。
寒すぎるところも大変だから雪と寒さが丁度良い場所がいいな。そんなバランスのとれた冬の気候をもっている地域や国はこの温暖化現象の中、探すのは難しい。
そう考えると今日は、積雪量と寒さ加減のバランスが個人的にはとてもいい日だった。


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自宅のアンコールもシーズン真っ只中。
バーモント社のストーブにはウォーミングシェルフが取り付けられる。(ストーブ脇の棚)
バランスもよく、使い勝手もとてもよくなる。なくてはならないアイテムだ。
シェルフが付くことによりストーブその物のバランスもよくなる。
なぜか昔から一番小さなストーブのアスペンにはない。(アイテムとしてない)
バーモント野郎の私としてはそんな不公平があってはならないと考えて1月から加工を始めていたがついに出来上がり。

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DEF用のシェルフを無加工で取り付けるとアールが大きくなるので、レゾリュートのステイみたいにコの字ステイでしっかりと取り付けた。既存のトップとサイドパネルのままで取り付けられるので改造はなし。その取り付けステイの形に秘密がある。
思いのほかバランスもよくうまい具合に出来た。ファイヤードラゴンもアクセントに。
これは今春の渡米した時にバーモントで発表しよう。

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