10月も下旬となり、2015~2016のシーズンインとなりましたね。
大きな吹き抜けを持つ大きな家にデファイアント
土間のあるお宅に アンコール マジョリカブラウン
光がとてもきれいに差し込むお宅へアンコール
フレックスバーンモデルのデファイアントとアンコールは分解して搬入します。235kgと215kg。
男2人ではとても持てません。
と、言うか 持つ気になりません。持って持てない事はありませんけど、持ちません。
殆どの物件が2階へ持ち込みですので、バラバラにした各パーツを口笛吹きながら運び入れます。
そして炉台の上で20分ほどで組み立てます。
同業者さん達から組立の時、1次空気調整レバーの組付けが上手く行かずに、難儀しているという
相談を結構な数お電話いただきます。その殆どが、バラしたけど組み立てる時にその調整レバーと
連動しているライン(ワイヤー)が引っかかり上手く動かない。と言う。
私の組立方法はとても簡単です。
ライトエアーマニーホールドを外すと、黒いテープがサイドパネルにくっ付いています。
これはバーモントの工場で組立工員がラインを固定する時に使用したものです。
このテープを再度組立時に利用します。ラインがマニーホールド下部に当たらない位置で固定します。
エアーが全開となる位置に弛ませて固定をします。
そしてハンドルは逆に空気閉の位置にしておきます。次にライトマニーホールドだけを取り付けます。
ここで大切なのはライトだけ。レフトマニーホールドは取り付けません。
アンコールの場合。①
デファイアントの場合。②
写真を見て、もう分かりましたか?
そうです。
フロントパネルを取り付ける前に、マニーホールドを取り付けます。
作動も確実に目視出来ます。
アンコールの場合。③
デファイアントの場合。④
作動を確認できたら、フロントパネルを取り付けます。
この時、写真①の赤丸部分のボルトを締めつける時には、工具の改造が少し必要になります。
その他としてガスケットロープが入り組む場所ですので構造をしっかりと理解している事が重要です。
一連の作業は、ラインの固定 → ライトエアーマニーホールド → フロントパネル →
レフトマニーホールド → エアーウォッシュマニーホールド の順で組立ます。
相談ををいただく方々は、
フロントパネルを取り付けてからライトエアーマニーホールドを取り付けていらっしゃるようです。
これで、バラしたフレックスバーンを見事に簡単に組み立てられます。
10月も下旬となり、秋の空が広がっています。
気持ちよく工事が進みます。
私、まだ半袖で仕事しています。