2012年01月

明けても暮れても雪が降る二年続けての大雪だ
 
新潟県の山の中だけではなく、花の都東京でも雪が降ったそうだな
 
この冬は例年に比べ気温が低い日が多い為、乾燥雪が降る
 
さらさらな軽い雪だから除雪作業もさほど苦にならない(今のところは)
 
 
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現在の積雪は身長×2ってところかな
 
豪雪のギネス記録は我が日本
 
岐阜県・滋賀県境の伊吹山で1927年(昭和2年)2月に1182cmを記録したそうだぜっ
 
 
まだまだ、だな ここは・・・・
 
 
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この時期のストーブ搬入は苦労する
 
ソリに載せてやっと運び入れた
 
アスペン
 
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どうよ、後光がさしているぜっ!
 
 
(スマホのレンズが曇っただけ・・)
 
 
中村工房オリジナル真っ赤なアスペンだ!!
 
 
 

眩しいほどの晴間が覗いたので
 
今年初の屋外煙突工事が漸く出来た
 
あー、良かった 良かった
 
昨年暮れから延期延期だったからな
 
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放射冷却で凍っていた屋根面だが
 
お日様の力で直ぐに溶け出し乾いてくれた
 
 
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現場近所の落雪式屋根も雪がまったくない
 
夏場はギラギラ照り付く太陽も
 
冬場はとても優しい
 
あー、ありがたや ありがたや
 
工事が終わっても屋根の上でしばし
 
ぼーっとしていました
 
 
太陽の力に感謝致します
 
 
 
 
 

 
雪国に暮らす人たちは皆そうだが
 
冬を生き抜く事を目的として
 
夏を暮らす
 
冬の生活を中心に考え
 
夏にいろんな事を考え準備する
 
薪ストーブライフと同じように
 
 
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今年も大雪だ
 
昨年もそうだった
 
朝から晩まで除雪仕事
 
煙突工事も延期がつづく
 
そりゃそうだ
 
どの現場も除雪が仕事になっているからな
 
この時期新築する勇気ある人など雪国にはいやしない
 
リフォームだって同じ事
 
ましてや屋根工事など見た事無い
 
 
18年前に建てた我が家はカネ勾配屋根(45度勾配)
 
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いかにもシンプルな家だ
 
屋根の雪堀り(雪下ろしとも言う)をしなくて良いように
 
完璧なる自然落雪式である
 
当時、そこまでの勾配は必要ないのでは?と、建築屋に言われた
 
薪ストーブの暖気を最終的に小屋裏へ上げる方式をとっている
 
よって、極寒であっても屋根に雪が積もる事はない
 
全て滑り落ちる
 
 
毎年の豪雪がつづく
 
村の中じゃ我が家一軒だけ屋根に雪が積もらない
 
毎年、数人だがどこからともなく我が家を見学させてくれと来る
 
新築を考えていると皆言う
 
 
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薪ストーブの前でいろんな話をする
 
豪雪地での快適な暮らしには
 
夏場の努力が物を言う
 
冬を生き抜く為に夏を生きてきた人だけが味わえる暖かさ
 
人間たった一人でも作り出せる薪エネルギーは
 
ここ雪国でも無限大の力を発揮してくれている
 
 
 
シンプルなドーム式住宅の弊社だが
 
これも豪雪に打ち勝つ為の形だ
 
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雪の外圧にも耐える優れもの
 
棟付近に煙突をセットしているので雪害にも強い
 
住居と同じように薪ストーブの熱を棟へ上げている
 
だから煙突が雪に埋もれたり破損する事はない
 
 
 
世界一と言ってよいここ魚沼の豪雪地帯では
 
これからが真冬本番になる
 
水分を沢山含んだ雪は重くその重量は
 
何十トンにもなる
 
無降雪地帯の華やかな住宅の作りは
 
ここでは通用しない
 
 
 
 
冬の厳しい気候条件の地域では
 
シンプルな作りの家と
 
薪ストーブは
 
 
必需品である
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
明けた新年2012
 
新たな気持ちでスタートですな
 
めずらしく初日の出も拝めたし
 
何だか今年は良い年になりますな
 
 
ここで一句
 
まきすとーぶに さけをのませる おしょうがつ
 
もういっぱつ
 
のみすぎて だんぱーしめわすれる おしょうがつ
 
もうひとつ
 
よっぱらい おのをふるが まきわれず
 
 
 
 
 
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
 

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