2010年01月

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整理整頓とは縁のないオラのハードワークスペース。
ここでは主に煙突の耐雪用部材製作や本体の修理・修繕を行ったり、鍛造製品の製作
に打ち込む聖なる場所であります。
乱雑に手道具たちが所狭しと置かれていますが、すべて計算されて置かれているのですよ。(笑)
どこに何があるのか目を閉じてもわかりますよ。ホント、。

雪振りつづく日には長い時間この場所に居ます。
半自動溶接機、レザーカッター、アルゴン溶接機、酸素・アセチレン、アンビル、ハチノス、ヤットコ
、ハンマー、ボウル盤、グラインダー、ドリル、等々・・・。
みんな手に馴染んでる手道具です。

薪ストーブ屋なのになぜこんな道具を使うのか? って よく聞かれます。

そういう時。

薪ストーブ屋だからこれだけの道具が必要なんです。って 答えています。

薪ストーブをただ売るだけの店では決してありませんからね。

生火を取り扱う仕事。
お客様の生命・財産を預かる仕事でもあります。

決して誇張しておりません。!

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アメリカン・カーペンター いい響き ですね。

歴史を紐とくと、1600年代にスウェーデンからの入植者がアメリカ北部のデラウエアにログキャビン
を建てたことが始まりと言われている。
加工しやすい木材を求めて彼らは森林へ入って、木を切り出し母国の手法で家を建てた。
それを他の開拓者も見習ってログキャビンはアメリカ東北部を中心に増えていった。当時はまだ釘が
ない時代だったのでログの隅に刻みを入れたり、杭を打って固定した。
1800年代になると多くの開拓者が西へ移動した。荷馬車で移動しながら定住場所を決めて付近の
森林から木を切り倒してキャビンを作った。まさしく大草原の小さな家である。
家を建てるプロセスを担うのは父親の大切な役目・仕事であった。その時代は生きるために男なら
家くらいは建てられなければならなかった。人が集まると町が形成され、建築業者も生まれた。
同時に「カーペンター」という職種も生まれた。
カーペンターが魅力的に思える理由は西部開拓時代から脈々と受け継がれてきたフロンティア精神を
宿した職業だからだ。
現在でもその職業は魅力あるものである。1世紀住宅を作っている・・・・。

それに比べ・・・。

わが国の住宅はどうして寿命が短いのだろうか?

30年位が日本平均らしい。

18年前、ドイツへ行ってた時ずっと泊めさせていただいた家は築100年以上の住宅でした。
その家は現在も存在しています。
じいさんが建てた家にその孫とひ孫が暮らしています。
実にすばらしい事ではないでしょうか?


「地産地消で200年住宅」と 漸く重い腰を上げ、地元の木材を使い家を建てる動きが見えてきた。
地元の材といえばここ魚沼では「杉」であろう。杉の学名は「クリプトメリア・ジャポニカ」
訳すと「隠された日本の財産」という事になる・・・。
 
目先の利益追求で経営者たちの頭の中はクダラナイ事で一杯だったのかな?
ここ半世紀以上、木材の供給を北欧や北米に依存していた材木屋さん・建築屋さん。
どう生まれ変わるのかな?
上手く変われるのかな?




Carpenter Spiritsと200年住宅に

期待しています。

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晴れの一日で何かと捗りました。
仕事を終えて、ふと空を見上げるとお月さんがきれいに光っていました。
ドイツの黒い森を彷彿させるような針葉樹林とよくお似合いです。
(春になるとスギ花粉大発生ですが、、、。)

冬晴れの日の夜は放射冷却で気温が下がります。
そうすると次の朝、日の出と共に雪面が凍ります。

えへへ、、。シミワタリが出来るぜ。

シミワタリ→降り積もった雪の上辺が凍り、歩いても沈まない雪面の状態。

どこまでも歩ける!
裏山も簡単に登れる!

楽しみだぜっ。

スノーシューなしで雪原を歩けるってことはホント楽しい!

明日が楽しみだ。


それにしても。

1日ちょっと晴れ間が出ただけで雪が勢いよく融け出す。

かと言っても春はまだまだ先ですがね。

昨日まではこの位、雪があったのに。

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まさしく、かまくら状態寸前の工房です!
毎日、2台の薪ストーブを焚いているので屋根の上の雪はそれほどではありませんが、、、。
周りが、ちとキツくなってきた今日この頃です。

まだまだ、これから雪本番! まだまだ積雪があるのです!!

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バンクーバーオリンピック開催も秒読みだ。

で、オラはちょいと早く公式種目の「雪堀り」に出場!

めでたく世界のトップになり、『 金メダル 』 を獲得したぜっ。(笑) 

冗談はさておき・・・。


バーモントキャスティングスのレア物 ? 

バックルです!

いいでしょう!!

造りがそれほど精巧でないところがいいのです。



職人の遊び心が光る一品です。



サンキューベリーマッチ。

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漸ーく晴れた本日。
神様が「雪堀ばかりやってると人間腐るぞ。」とおっしゃるので・・。(笑)
山へと向かったづら。山スキーをやりにね・・・。
エヘヘ、オイラは雪山育ちの雪山暮らし。ウインターシーズンはスキーヤー。
バックカントリーは生活の一部分に過ぎないぜ。

フカフカのパウダースノーとはいかなかったが、多少の粗目まじりでまずまずのゴンディション。

オイラの板はATOMICのスーパーファット。
ロング173mmトップ124mmテール115mm浮力抜群の極太の板です!
こいつを乗りこなすのは相当な上級者でなければならない。
そしてブーツはもちろんWalk SkiのGARMONT。
ほんとガルモントのブーツは軽いし歩きやすいぜ。
ファット板は昨晩よりワックシィングを行い準備していた・・・。

なぜなら。

その板は昨年、43歳の若さでこの世を去った兄の形見。
スキーをこよなく愛した兄でした。
病院のベッドの脇にいつも立てかけて置いた板なのでした・・・。

兄ちゃん、行ってくるぜ !

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よーく晴れたわたった 山頂付近。(残り500mってところですが・・。)
登りはくたびれるが、気分は最高!!
ウサギの足跡にそって登ります。

ザックに忍ばせて置いたスキーを←まちがい。ウイスキーをゴクゴクッとやっつけて。

雪崩の危険を考慮して下りコースを一気に滑り降りるっ。 !!

キィャホーー !! イエ~ィ !! ィヤッホーーー !! サイコウォ~ ォ~ !!





『 スカッ。 』 としたぜっ。!





なので、シュプールの写真は ありません。



また。行こうっと。

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