遅い雪国の春は、にぎやかだ。

春の山菜も出始め、梅も桜もいっぺんに咲き、残雪と新緑が目にまぶしい。

穏やかな天候がつづき、とても心地良く過ごせる春。

イメージ 1


にぎやかな春にはにぎやかな音。

遅い薪作りが始まっている。

イメージ 2


チェンソーで切っては割り、切っては割りを繰り返す。

ギンギンに研いだそれはとてもよく切れるし、

相棒の薪割り機はどでかく節だらけの材も難なく割ってくれる。

イメージ 3


割った薪を軽トラへ積んで運び、そして薪小屋へ。

まだ赤色の杉の薪も夏を超えるとベージュ色へ変わる。

イメージ 4


薪焚く人は、

春は遅いほどいい。


待ちわびた甲斐があるというものだ。


イメージ 5

まだ残雪がある水源を散策

イメージ 6



自然の中で生かされている事への感謝な気持ちが、

この季節はとてつもなく感じられる。

雪解け水はとても冷たいけど、とてもきれい。

汗かき薪作りをしながら飲む一杯の雪解け水は、

何よりも旨い。