昨夜はコオロギが沢山鳴き、夜空の星がとてもきれいに見え、季節は秋へと向かうはず、
と思えたが、今日も34度を超す猛暑日だ。
仕事は朝と晩だけに行いたいという思いがここ数日、強くなる一方だ。

屋外労働者の仲間の皆さん、
今年の夏は飲む水分量よりも汗となり出る水分量が多くないですか?
私は500mlのペットボトル水を2口で飲み干し、1日5本。
2.5Lのバケツの水を頭からかぶるよりも、はるかに汗でずぶ濡れとなっている。
何か不思議だな人間の体って。

さて、当店の薪ストーブの設置工事は新築よりも既存が多い。
と、前にこのブログで書いたことがあった。
今もそうだ。開業当時からそれは変わることがないようだ。
ここ近年はその加速は増し、既存7:新築3の割合となっている。
当店だけかも知らないが、このようになっている。
新築物件が建たない訳でもないだろうが、それよりも格安で購入できる中古物件に人気が
ある事も確かだ。都会とは違い、ここ新潟県の田舎町では人口減少と高齢化と空き家が
社会問題となっている。空き家といっても築数年の新しい家も珍しくはない。
大手のハウスメーカーもひょとしたら、リフォームやリノベーションに以前よりも
力を入れているのではないかと憶測できる状況だ。
現在、薪ストーブ業界の大半の着眼点は、高気密住宅における設置の課題とその環境下
でのストーブの大きさと種類について等々。という内容が流行してる。

でも、その方向だけで本当に良いのだろうか。
高気密住宅は暖かいから大きな薪ストーブは必要ありません。寒い日に炎を見れたらそれで良いです。全くその通り。
低気密住宅は寒いから大きな薪ストーブが必要です。毎日、ストーブを焚かないと住んでいられません。
後者のお客さんが当店ではとても多い。薪も沢山作るし、家の改修・リノベーションを楽しむ事も行う。既存住宅が多ければそういう事に繋がる。
時代はイノベーションInnovationを追及して、経済と共に新しいモノへと変化する。
しかしながら、リノベーションRenovationを追及して、上記とは違う次元へと変化させる
時代も来ている。
言うまでもなく、個人の価値観が多種多様している事を忘れてはいけない。
そんな中、
中古物件を家族でリノベーションしている。素敵なセンスと多様な技術をお持ちのお客様と出会えた。そこに、アンコールをセットさせていただいた。

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以前からそこに薪ストーブがあったような気がする。
これから床を張替えたり、まだまだ、やることが沢山ある。
と、楽しそうに笑顔で話してくれた。