知ってはいたが、7月になった。今年も半年が終わった事くらい、わたしも分っている。
カラッと晴れた青空が広がることを期待しているが、ここ新潟県の山間部では7月上旬~20日位が梅雨のど真ん中となる。どちらかというと、梅雨はごちそうではない。湿度が高く不快指数100%の日々は何をやってもそう上手くはいかない。そりゃそうだ、蒸す雨降りの中に合羽着て仕事をやってもそうは捗らない。人間だけでなく山に住む動物たちも同じようだ。

雨降る時は裏手の畑の作物被害はそうはない。やつら(動物たち)も蒸して雨降る時はじっとしているのだろう。今年も畑のジャガイモを猿に食い散らかされたが、よく晴れた日の事だった。近年、熊や猿の獣害が多い。人食い熊という猛獣が他県では出没・捕獲したとも聞く。被害が出るたびに山間地の過疎化や里山の荒廃が指摘されるが、これといった手立てはないようだ。里山が放置され茂った森になり、その近くで人がいない畑においしい作物があれば当然の事だ。

薪ストーブを使い暮らしていると面倒といえる事も確かにあるが、それが醍醐味という人もいる。山へ入り、木を倒し、それを薪にして冬を迎える。個の損得勘定だけで生きる人達が多い現代社会は、他人事も多い。それは人へ対しても野生動物に対しても同じだ。
薪を作る為に山へ入り適度な森林整備を行うことは個の損得だけではない。人と野生動物の居住空間の境界線作りに確実につながるものと言える。獣害の解決策は案外、薪ストーブだったりもする気がするのはわたしだけだろうか?
しかし、今日も蒸す日の様だ。



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こんな日でも植物だけはこの時期ご機嫌の様だ。
わたしの大好きなミニバラも咲いている。グローリー・グロー アメリカ産。
虫が付きやすいバラ科は農薬を使いたがるものだが、うちは一切していません。
今年は虫よけに数種類のハーブを周りに埋め込み咲かせている。

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バラといえば、ベット・ミドラーの ザ・ローズだな。

Some say love it is a river  That drowns the tender reed
Some say love it is a razor  That leaves your soul to bleed
Some say love it is a hanger An endless aching need
I say love it is a flower And you its only seed

Just remember in the winter far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the suns love
In the spring becomes the rose

The Rose  Bette Midler