先週、白いネクタイを締めて、神戸へ向かい
 
めでたい従妹のウェディング・チャペルへ参列させていただいた。
 
長靴を数ヶ月ぶりに脱ぎ、スニカーを履き歩くと、
 
なんとも言えない新鮮な感覚だったな。
 
海外の方との挙式であり、親族パーティーはとても楽しい時間だった。
 
少し飲み物が入ると、皆フレンドリーとなり、盛り上がる。
 
私は、時間を見計らって下手なイングリッシュで自己紹介をした。
 
「 私、雪深い新潟の山間部で、薪を焚いて、生活しています。 
 
水道・ガス・電気はありますが、暖房はすべて薪を作り、依存しています。
 
1年のうち半分の時間を焚きます。 」 ってね。
 
それを聞いたご親族の皆様は、少しびっくりした顔で、
 
「 ソゥ グッド !」 って言い、それから、楽しい会話が弾んだ。
 
雪の降らない気候の安定した温暖な異国の地の皆様からすると、
 
興味の湧く内容のようだな。
 
 
 
 
物の譬えでよく聞く。
 
 
 
遠くの親戚より、近くの他人 って。
( 遠くに住んでいる親族よりも近くいる他人の方が心強く思われる。)
 
 
違うな、絶対に。
 
 
親戚は親戚だ、遠くに居ようが、近くに居ようが、親戚は親戚だ。
 
他人よりも深い絆がある。
 
そんな事を確認し考えさせられた、とてもおめでたい日だった。
 
 
ここ数日、そんな事を思い出し、薪作りに励んだ。
 
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まだ、雪が2mほどあるけど、春は確実に近い。
 
 
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再来年の冬の為に、コツコツと作る。
 
暖かく快適な暮らしの為に、作る。
 
薪ストーブがあれば、雪深い地域の暮らしも少しは楽しくなる。
 
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私は、周辺の山に生殖している樹種の殆どを、
 
薪として燃やす経験があったのだが、
 
今回、初となる エンジュ という樹種。
 
漢字で表すと、木へんに鬼と書く木だ。
 
いかにも、強そうな堅そうな木だな。
 
ただ、マメ科に属していることから、樹皮は柔らかい。
 
一皮向いた、樹芯は、
 
床柱や大工道具や斧の柄にも使われている事は知っている。
 
でも、薪として焚いた場合にどうなんだろうか?
 
2年しっかりと乾燥させて、焚いてみたいと考えます。
 
 
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割ったばかりのサクラの薪と黒く光るエンジュ。
 
どんな薪になるか楽しみだ。