山での伐採作業に必要な手道具は、
チェンソー・プラスティック製のクサビ・斧・ティンバージャック・おいしいコーヒー。
まずは一息入れてから、マーキングしておいた雪折れ杉を倒します。
枝を払い、状態を確認します。
そして、チェンソーのバーをモノサシにして約42cmに玉切ります。
この時、木の重みで切り口が締まり、バーが挟まりやすくなりますので、
プラスティック製のクサビを切り口に噛ませます。
土の上、数センチのところで切る事をやめておきます。
最後まで(下まで)切ると土や石に当たりますのでソーチェーンを直ぐに傷めますからね。
グレンスフォシュ450の斧は斧頭がハンマーになりますので、
木を切り倒す時のクサビの打ち込みやこのような玉切りの時には、
とても重宝します。
とてもバランスの良い斧で私は大好きです。
山の中へ入るときは、450と442と420を必ずもって行きます。
数センチ切り残した木をティンバージャックを用い、少しずつ木を回します。
本来、その道具はスタンドバーで丸太を浮かせて固定した上で玉切る為のモノですが、
私は木回しとして使用する事が多いです。
柄に鉄パイプを噛ませてテコの応用で大木も楽に回せます。
アメリカでは、こうした道具はピーヴィーと呼んでいます。
ログのビルダーさんから林業家の多くが斧同様に必ずもっている道具の一つです。
クルクル回して、切り残した数センチの部分が上にきたら、
その部分を切ります。
土や石など当たらずに玉切りが出来ます。
とても簡単に効率よく作業ができます。
後は横付けの軽トラに積み、
軽トラの荷台から薪割り機へコロンと移動して割ります。
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