まだ、月が空を照らしている午前5時
いつものように薪ストーブに火を入れます。
毎晩、午後9時以降は薪の補給はしません。
その時間に薪ストーブが燃えている薪量で十分だからです。
朝まで火を持たせる事はしません。
必要としない薪を燃やす事はもったいないですからね。
だから、毎朝火を入れるのです。
微かに熾き火が残っている場合もありますが、
殆どありません。
ただ、ストーブ本体は確実に温もりがあります。
部屋の温度もマフラーとダウンを着込むほど寒くはありません。
Tシャツの上に安いフリース1枚羽織れば問題ありません。
かまくらを想像して下さい、雪国は案外暖かいものなのです。
ここ周辺での最低気温は下がったとしてもマイナス4~5℃です。
さてと、火を点け育てる前に
毎朝、必ず行う事があります。
それは灰をよくかき混ぜ均し、盛り付ける事です。
硬くなった灰もツールセットで崩し細かくします。
そして、それを燃焼室の両サイドと後方に盛り上げ、
フロント側はそれがこぼれない程度に低く均しておきます。
炉内に沢山溜まった灰も細かくすると、その嵩は減ります。
私、灰は1ヶ月に1~2度しか取り出しません。
人間も敷布団がふかふかで厚みがあると良く眠れます。
火も灰がふかふかで厚みがあると、機嫌良く燃えますね。
夏場に必死になって作った薪だから
大切に大切に燃やしたいものですね。
よく乾燥した薪とよく溜めた灰を使う薪ストーブはきっと暖かいですよ。
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