ベゼル工場へ行きました。
ここはいわゆる組立工場です。
幾度と通っていますが、今回訪問した日は
ビルトイン式暖炉の組立日でした。
ビルトイン式のモントペリア
日本に来る日もあるかも知れませんね。
アメリカでは、まだまだビルトイン式暖炉も人気があるそうです。
さて、しっかりと見たかった製造ラインに来ました。
フレックスバーン・ストーブのお腹の中にあたる
リフラクトリーエンジンやファイヤーバックやインナーパネルやアクセスパネルや
リフラクトリーのライト・レフトエンドを
製造しているところです。
莫大な量の型枠があります。
すべて手作業にて1つ1つ丁寧に造られています。
ファイヤーバックを造っているところです。
8つの穴に原料が入らぬように鉄棒で蓋をします。
手で丁寧に詰め込んだ後にバイブレーションを長時間かけ
中に残っている空気を抜きます。
その後、高温の炉に入れ焼き上げます。
以前見たそれよりも原材料が細かになった様に見受けられ
クオリティーの向上改善がなされている事を聞きました。
次ぎに、実験室です。
アンコール赤のフレックスバーン6インチ煙突使用。
さまざまなラインが本体内外部と煙突内外部に接続され、
温度と燃焼状況を把握できるようにされています。
実験室の片隅にもストーブがセットされていました。
ダッチウエストのエンライトと仲良くアンコールがあります。
私が写真を撮りたいと言うと、
実験室のスタッフが慌ててストーブ周りの備品を片付けました。
だから、ストーブの周りには何にもありません。
重要機密の備品だったのかも知れませんね。
この部屋で沢山の話しが今回も聞けました。
仕事で生かしたいと思っています。
感謝です。
フレックスバーンは炉内の灰を溜めて使用すると上手に燃やせる。
ファイヤーバック下の8つの穴は灰で隠れる。
その空気は燃焼室内の灰の中へ向かう。
エンジニアとの話しの中で私は解釈した。
受験室内のストーブ内部はすべて灰がしっかりと敷かれていました。
そして、穴は隠れていました。
私は思い出しました。
Willistonのストーブ屋Stove & Flag Worksの親父さんが言っていた事。
フレックスは灰を溜めて使えるから良いよ って。
二次空気が入りっぱなしのフレックスバーンシステム
一次空気と炉内でケンカして二次空気が勝つ
その結果、炎がいつもバックに流れるように燃える
1次空気を絞り炎を立たせようとするとガラスが曇る
ファイヤーバックの穴を灰で覆うと二次空気のバランス量が変わり
バランス良く燃えるようですよ。
VCG新社長にはお会いできなかったけど
マイクさんとリックさんがコピーしてくれた。
アメリカで有名な建雑誌
HEARTH & HOME November 2013
良く見たらリックさんも写っていた
ベゼルで組み立てられたストーブが今日も
魚沼へ届きます。
ランドルフ鋳物工場はまた後日です。
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