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チーム・ストーブ野郎4人でアメリカを旅して来ました。(海外出張と呼びます。呼んで下さい。)
目的は沢山ありすぎて書ききれません・・・・。

3月16日月曜日天気晴れ。
セントレア空港からデトロイトを経由してボストンへ到着、長旅の疲れを味わう暇もなく、レンタカー
でコンコードの町を目指し寄り道しながら走る。走る。漸く宿にすべりこみ地元の酒屋さんでビールをシコタマ買い込みアメリカでの決起集会旗揚げ式を行なった。日本を出発してから丸々1日半が過ぎていたが、オラ達は元気よく夜遅くまで飲みふけた。

次の日、沢山ある目的の一つ。ウォルデン湖にある「ヘンリー・ディビット・ソロー」の小屋へ行った。
コンコードの町から車で20分ほどでそのレプリカの小屋はあった。
か・か・感動したぁ!!ぜっ。(涙)
その中へ入り、記帳を済ませ薪ストーブの近くへ寄る・・・。何ともいえない気持ちになる。
外界との交渉をもたず、まったくの独り暮らしを行い自給自足を行なった。ソロー自身で建てた小屋の
総費用は約28ドルといわれている。シンプルすぎる暮らしだ。
そういえば、弊社の事務所はこのキャビンの広さと同じ位に作った。(ちょい事務所の方が広いです。)
薪ストーブのヘビーユーザーでもある作家の田淵義雄さんもご自身の本(森暮らしの家)でそのキャビン
の事にふれている。ソローの著書『ウォルデン森の生活』は沢山のストーブユーザーに人気の書物であろう。もっともそれを広めたのは田淵さんだが。ね~。田淵さんっ。

レプリカ小屋を見た後には、どうしても実際に建っていた場所へ行きたくなりオラ達は湖の周りを歩き出した。4人でゾロゾロと・・・。
きれいな湖で凍っていた。すぐ横には線路があり映画スタンド・バイ・ミーを思い出させるその風景。
そういやあの映画も4人だった・・・。
オラ達は映画の真似事をイイ年コイテやっていた。(線路内に入り口笛吹いて歩いていた。)

その時、事は起こってしまった・・・。

映画と同じように汽車が走ってくる!(・・・汗。)
しかも汽笛を鳴らしながら。ポー、ポー、ボーって。
やばい、やばい、逃げろ!逃げろ! バーン走れ。走れバーン!(この時バーン役はO氏です。)
危機一髪、バーンは無事でした。(笑)

そんなこんなでやっと「SITE OF WOODSHED」の場所へ着いた。
またまた、感動した。
ソローが2年間眺めていた風景はこんなところだったのかと妙に納得してしまった。
亡くなってから147年。だいぶ風景も世の中も変わったのかもしれない・・・。
でも、彼と同じ場所に今、立っていると思うと足が震えたぜっ。

寒い町の湖の畔で、独り小屋暮らした文学士ソローによく乾いた焚付け木をそっと置いてオラ達は
ウォルデンを後にした・・・・。

つづく・・。