2019年04月


老舗旅館の大規模改修工事。
縁あり、薪ストーブ設置工事を行う。
平成最後の大工事。

ヒタ社(デンマーク)のロギ・オーブンが入る。
とても楽しみだ。

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完成後は是非とも泊まりたいものだ。


晴天がつづき、水仙・梅・桜・椿が咲き、山桜とブナ残雪の山々。
待ちに待った春がやってきました!
昨年は足の怪我の為、出来なかった裏山のスギ林のメンテナンスも行える。
山へ入り思う事はとてもスピリチュアルな場所であり、小さな植物から大きな植物まで
すべての緑植物は呼吸をして光合成をしている。
そこに生育している杉は、私の年からすると大先輩である。
しかしながら、光合成をあまりしなくなった老齢杉は呼吸量が多くなり、
二酸化炭素の排出量が多くなる。
雪折れ杉も多い。木の先端が初雪頃の水分が多い雪の重さに耐えられず、
折れてしまう事だが、折れたそこから水が入り、木に大きなダメージを与える。
それらをメンテナンスしながら、必要に応じて伐採し・玉切り・運び出し・割って・
乾燥させ・薪となる。そして薪ストーブの燃料となる。

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山が健康であると海も健康になるという事をよく耳にするが、本当の事だろう。
それよりなにより人間が健康になるだろう。
日があたり新たな植物が生まれていく事は、自然界では当たり前の事。
人工林が及ぼす影響の根は深い。杉の薪はどうだこうだという人間たちもいるが、
熱量だとか火持ちだとかそんなちっぽけな言い訳はどうでもよい薪焚火人で
これからもありたい。


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庭先に咲く小さな桜は今年はとてもきれいだ。
そして積み上げられていく杉の薪は宝物だ。



新元号が発表され、5月1日から「令和元年」がスタートする。
あと1か月は「平成」の時代ですが、何だかわくわくする。
時代の節目に立ち会えることはとても嬉しく素晴らしい。

昨日から降るなごり雪。この時期よくありますが、積雪20CMオーバー。
もはや、なごり雪ではない。本気出して降り積もる。
除雪隊再稼働。冬へ逆戻り。


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先週に工事を行った家では半袖シャツで作業をした。
お客様との会話では、
もうそろそろストーブシーズンも終盤で平成の時代のようですね。
使用は1か月あるかないかでしょう。
なんて言ってた。

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今頃、本気出して焚いているかもしれません。
まだまだ、薪ストーブは燃えています。
何事も始まりと終わりが肝心です。


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