2016年07月


夏野菜を毎日食べている。正確に言うと、毎日食べなければならない。
畑からは日に日に取れ高が上がるからだ。
個人菜園の畑は技術で作るものではなく技で作るもの。
知識よりも知恵が大切になる事が多い。
そして何よりも体力が必要だ。

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暑い中、畑仕事に精を出す個人ファーマーさんをよく見かけるようになった。
畑仕事というとお年寄りの仕事という時代もあったが、そんなことは昔話だ。
食するものを自分で育て作ることの喜びを知る人が増えてきている。
現に煙突掃除メンテナンスへ伺った時に家庭菜園をもっている薪ストーブユーザーさんも
確実に増えている。この時期は帰りの際にとれたてのそれをいただく事が多い。
ナスやトマト、キュウリにトウモロコシ、私の畑でも作っているが、作り手が違えば味も色も形も違いとても面白い。

先日、煙突工事を2件。

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やはり、家庭菜園を作っていました。大きな西瓜が出来ていてびっくり。
畑の横には沢山の薪を積み上げてもいました。
薪ストーブと家庭菜園 とてもすばらしい組み合わせですね。
どちらも愛情がなくてはいい物にはならない という事は作り手であれば分かります。
手間暇をかけることにより、進歩するよりも深めて行く事への喜びがとても重要だという事も同時に分かります。

どちらの現場もポケモンはおりませんでした、、。





When it's built in Japan , I'll celebrate.
That's tradition.
Rice cake is thrown from roof.

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It became unusual recentiy .
I experienced it after a long time , too .
rainbow appeared , very beautiful that .

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Good thing happens .
I'm pleasant , A chimney is made soon .
Red stove is set .


先日、片道3時間半かけて、会津へ。
冬期間は通行止めになる峠道を走り、会津へ。
運転をしていても車酔いする道をひたすら走る。隣シートのタリバンは半分白目だ。
片手にはビニール袋をさりげなくもっている・・。

古くから交流のある地域同士ではあるが、車で行き来できるのも夏場のみとなる。
もちろん高速道路を使えば問題はないけど、かなり遠回りとなり、走る気にならない。
雪に体当たりしながら走るJRも単線であるが、数年前の水害で今だ不通となっている。
裏山の杉を製材して建てる新築物件であるために、工期は未定であったが漸く、
屋外の煙突工事となった。
ラーメンの上手い店が沢山ある事で有名な地域ではあるが、現場は山奥。
豪雪地域ではないようなので、山に生えている木々はどれもまっすぐに育っていて、
見ていると気持ちがよい。遠距離の現場へ行ったときは周囲に山がすぐにある場合、
そこに生息する木々を必ず見る。それを見ると積雪量や風向きなどが分かる。
豪雪地の杉の場合、木のもとの部分が曲がり、根曲がりといわれる現象が必ず起こるけれど、この現場はそれが全く見られない。ただ、木の皮が厚いので底冷えするほど、気温は下がると推測できる。

そんなことを現場でお客さんに話すと、会津弁で答えてくれるが、、。
・・・。 もう一度お願いします・・。
慣れないときは聞き返すが、すぐに理解できる。
方言は楽しい。標準語など必要ない。その地域・地域で古くから使われてきた言葉は素敵だ。ここ魚沼弁も素晴らしいけど、現場から帰る頃には、わたしは会津弁になっていたと、
タリバンはいう。

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前歯が2本抜けている笑顔が素敵な大工さん。
貴方の職人仕事には脱帽です。
同じく前歯が3本抜けている真黒に日焼けした板金屋さん。
貴方の言っている事の半分しか分からなかったわたしですが、使用部材をほめてくれてありがとうございます。
工事完了まで2~3回伺いますので、またよろしくおねがいします。

帰り道、腹が減ったのでやっと見つけたコンビニで筋子のおにぎりを私たちは食べた。
隣シートを見ると、左手にそのビニール袋が帰宅するまで握られていた。
とにかく、よかった。





知ってはいたが、7月になった。今年も半年が終わった事くらい、わたしも分っている。
カラッと晴れた青空が広がることを期待しているが、ここ新潟県の山間部では7月上旬~20日位が梅雨のど真ん中となる。どちらかというと、梅雨はごちそうではない。湿度が高く不快指数100%の日々は何をやってもそう上手くはいかない。そりゃそうだ、蒸す雨降りの中に合羽着て仕事をやってもそうは捗らない。人間だけでなく山に住む動物たちも同じようだ。

雨降る時は裏手の畑の作物被害はそうはない。やつら(動物たち)も蒸して雨降る時はじっとしているのだろう。今年も畑のジャガイモを猿に食い散らかされたが、よく晴れた日の事だった。近年、熊や猿の獣害が多い。人食い熊という猛獣が他県では出没・捕獲したとも聞く。被害が出るたびに山間地の過疎化や里山の荒廃が指摘されるが、これといった手立てはないようだ。里山が放置され茂った森になり、その近くで人がいない畑においしい作物があれば当然の事だ。

薪ストーブを使い暮らしていると面倒といえる事も確かにあるが、それが醍醐味という人もいる。山へ入り、木を倒し、それを薪にして冬を迎える。個の損得勘定だけで生きる人達が多い現代社会は、他人事も多い。それは人へ対しても野生動物に対しても同じだ。
薪を作る為に山へ入り適度な森林整備を行うことは個の損得だけではない。人と野生動物の居住空間の境界線作りに確実につながるものと言える。獣害の解決策は案外、薪ストーブだったりもする気がするのはわたしだけだろうか?
しかし、今日も蒸す日の様だ。



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こんな日でも植物だけはこの時期ご機嫌の様だ。
わたしの大好きなミニバラも咲いている。グローリー・グロー アメリカ産。
虫が付きやすいバラ科は農薬を使いたがるものだが、うちは一切していません。
今年は虫よけに数種類のハーブを周りに埋め込み咲かせている。

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バラといえば、ベット・ミドラーの ザ・ローズだな。

Some say love it is a river  That drowns the tender reed
Some say love it is a razor  That leaves your soul to bleed
Some say love it is a hanger An endless aching need
I say love it is a flower And you its only seed

Just remember in the winter far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the suns love
In the spring becomes the rose

The Rose  Bette Midler



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