2015年06月

 
梅雨本番だ。 降るのか? 降らないのか? やるか! やらなぬ! か。
 
日々微妙な空とにらめっこだ。
 
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梅雨時期の山沿いは天候が読めない。
 
携帯アプリで雲の移動を追っても、読めない。
 
雨が降る前は必ず蒸してくる。
 
嫌な汗が吹き出てくるので、ヘルメットの顎紐を定期的に洗濯する。
 
それを怠ると、
 
良い仕事ができない。(笑)
 
 
 
米国のヘルメットには顎紐がない。
 
ホームデポやエースなどのお手軽ホームセンターにもヘルメットは、
 
山ほど売っているけど、顎紐はない。必ずない。見た事ない。
 
だから、顎紐を洗濯する事はない。って事だ。
 
日本独特の作業用ヘルメット文化がある中、スキンヘッドの私はそのままヘルメットをかぶり、
 
少々の汗が出始めると、ジャストフィットして抜けなくなる時がある。(笑)
 
頭の形に問題があるかもしれないな。
 
 
一方、相方は1~2mmの坊主頭だから、張り付く事は無いようだ。
 
 
梅雨に入り、どうでもイイことしか浮かんで来ない・・。
 
 
とにかく、日々空を見上げてばかりだな。
 
 
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日中はよく晴れて、蒸して暑くてたまらないんけど、午後になると夕立ちが来て雨となる。
 
昨日は、雹(ひょう)が降った。屋根から一時降りれなくなった、、。(笑)
 
今日の現場は、今月多い高床式片流れの新築屋根工事。
 
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雨が降り出す5時間前に終了。
 
完璧だな。
 
 
 
 
工事内容の打合せで質問をいただく事が多々ある。一番多いのは、煙突と屋根の納まりについてだ。
 
雪や雨からどのような方法で煙突の水周り処理を行うのか。
 
ここ豪雪地では消雪や落雪補助の為に屋根に井戸水を上げて流す家も多い。
 
屋根に穴を開けるという行為が水漏れに繋がり不安材料となる。と、言う訳だ。
 
壁出しであれば屋根に穴を開ける行為は、まずはなくなるが、煙突掃除の難易度は上がる。
 
躯体の破風板から150mm離れて、1800mm程度高さがあれば、トップを外すだけでも大変だ。
 
ハーネスを着けても煙突から手が離れ、バランスを崩すと真っ逆さまに、、、。考えただけでも怖い。
 
急勾配が多い雪国の家は出来る事なら煙突は真っ直ぐに屋根を抜く事を強くお勧めする。
 
で、その打合せの時に使う小物がある。
 
パターンは沢山作り持っているのだが、先日の打合せの席で決まり良く差し上げてしまった、
 
フラッシングシステムの納め模型。
 
久しぶりに作った。 (楕円部分の蝋付けはまだしてない写真)
 
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こんなの作る時って楽しいよね。
 
自然と鼻歌が出るね。
 
この前、アメリカのホームデポで買ってきたMalco Productsの折り曲げ板12Fは、重宝する。
 
小物板金製作品を作る為にあるような道具だな。
 
実際の現場では国産のどデカイ折り曲げ板を使うけど、小さな道具はとてもかわいい。
 
小物を使って説明すると、皆さん納得してくれる。
 
とてもうれしい。
 
 
 
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さて、明日はそのフラッシング工事だな。
 
午後の夕立が少し気になるけど、、。
 
 
 

 
暑い日がつづき、ストーブの話しも何だから、煙突の事でも書こうかと思っていたら、
 
雨が、降ってきた、、。 ザーザーッ と、涼しくなったな。(笑)
 
昨日、屋外煙突工事やっておいてよかったな。
 
新築の場合のフラッシング工事は、垂木の組み換え補強の後、屋根材を貼る前に、
 
煙突を立てフラッシングを被せる。
 
降雪地域では落雪式6寸勾配以下の場合には、雪割が必要不可欠になる。
 
それは、流れ落ちる積雪がフラッシングを破損させない為だ。
 
しかしながら、その雪割の位置はとても微妙でその現場毎に違ってくる。
 
何が違うかと言うと、フラッシングからの距離にある。屋根材の寸法を水下側(唐草)から測り、
 
屋根材の寸法値に見合った位置にそれを作り建てる。
 
そうする事により、屋根材を貼る板金屋さん(屋根屋)が楽に仕事が出来る。
 
雪割りは基本、平板材で捲く。そうでないと重い雪は割れない・・。
 
しっかりとした仕事をするには、屋根材の寸法で雪割位置が変わると言う事だ。
 
適当な位置にそれを作ると板金屋さんは困るし、
 
挙句の果てにはコーキングだけに頼った仕事になってしまい、雨漏りも心配だ。
 
きれいな仕事をするには、職人同士が自分の仕事だけでなく、
 
相手の仕事内容も知っておく事が必要だよね。
 
 
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板金屋さんにとっても煙突がある現場は、通常の現場作業よりも時間と労力が掛かる。
 
大工さんからしても気がきでない、、。
 
携わる現場の人たちで協力し合い、より良いものへ  移行する。
 
妥協は一切ありません。
 
 
妥協なし、と言えば、、。
 
先日こんなもの作りました。
 
 
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薪ってどの位まで小さいものが出来るのか? ある程度のプロセスとクォリティーも大切に。
 
アメリカで買ってきたイントレピッドの中古貯金箱用の薪って事で。(笑)
 
 
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焚付け用もあるし、薪は新・広葉樹ミックスだし、ログラックは鍛造品だし、何よりも燃やせるし、、。
 
私なりに妥協なくハイ・クォリティーを目指した結果です。
 
ドールハウスに使えそうだな。
 
図面書きに疲れた時に、斧一本で鉈を使わず割りました。(笑)
 
だから、プロセス踏まえて正真正銘の薪ですよね。
 
 

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